2019年 G-NET全日本ハードエンデューロ選手権 第5戦+最終戦 HINO HARD ENDURO レポート

2019年11月23日、24日
G-NET 全日本ハードエンデューロ選手権  第5戦、第6戦 HINO HARDENDURO
2019 最終戦
場所 群馬県 日野カントリーオフロードランド
天候 雨   コンディション マディー  
マシン CRF300R
ライダー 中野誠也
チーム名 九州男塾 葛城組 JERRY`S MOTUL IRC 高石二輪レーシング
初日
フロントタイヤ IRC IX07S 空気圧0.6  
リアタイヤ IRC IX09W GEKKOTA 空気圧 0.32
フロントスプロケット 12T
リアスプロケット 49T
本戦
フロントタイヤ IRC IX07S 空気圧0.6 
リアタイヤ IRC IX09W GEKKOTA 空気圧 0.3
フロントスプロケット 12T
リアスプロケット 49T
エンジンオイル MOTUL 300VⅡ スクエア 10W/50
ギアオイル MOTUL 300VⅡ スクエア 10W/50
サスペンション リバルビング / セッティング JERRY`S
各カーボンガード類 JIMMY TEC
マシン製作/各チタンパーツ 大宮製作所
GAS 高石加工
ヘルメットラッピング SAMURAI FACTORY
ブーツリペア MTXR
エントリー台数
第5戦 39台  第6戦 43台  
結果
第5戦 2位  第6戦 7位
総合3位
群馬県にある日野カントリーオフロードランドで二日間の連戦で開催された
2019年度G-NET戦 第5戦 と 第6戦に参戦しました。
今回のレースは二日間の日程で開催されて、
初日が第5戦で、3時間の耐久レース
二日目が第6戦で、一周のみの早いもん勝ち
二戦それぞれが独立されたレースで
どちらともに年間ポイントが割り当てられる形で開催されました。
初日は朝からがっつり雨
前評判でも かなり難易度の高いコース設定だと聞いていた事もあって、
それに加えて雨だと、正直 誰一人も周回出来ないかも知れないレベルの、
かなりハードなレース展開になる事が簡単に想像出来たので、
くじで決めるスタート順で良い番号を引いて
いかにコースが荒れる前に 少しでも前の順位に抜け出してレースを進めていけるかが
大きく結果を変えるシビアなレース展開になりました。
自分達はレースの前の晩に仕事が終わってから出発した流れがあって
朝のエントリー受付時間までにコースまでたどり着くことが出来なかったんですが、
そんな自分達の替わりに受付をしてくれた#22の大宮さんが いい番号を引いてくれていて、
運よく一列目からスタート出来た事がこの日一番のプラスになり、
結果、スタートすぐ2番手から飛び出ることができて
前半セクションの(やぶさか)にはトップで辿り着く事が出来ました。
2019 最終戦
それからは途中失敗している間に
#25水上選手と#1ロッシさんに抜かれて3番手でレースが進み
(日野スタジアム)のセクションで二人に追いつき、
ここを誰も登れずにライダーが溜まり初めて
コースカットになったタイミングが良かった事もあって、
日野スタジアムを2番手で抜け出し
2019 最終戦
それからは2位を独走して 落ち着いてコースと向き合い
淡々とレースを進めることに集中出来て、
最後までそのままの順位で逃げ切り、初日を2位でゴールする事が出来ました。
2019 最終戦
2019 第5戦 リザルト
2019 最終戦
そして、二日目の最終戦も、前日からしっかり降った強い雨の影響でコンディションはさらにマディーに
しかも前日にコースとして使われたセクションも多くて
荒れに荒れている中で初日よりもさらに厳しいセクションを含めた一周のみの戦い。
最終戦は前日の成績順で並ぶルールだったので
二日目も一列目からのスタートで、3番手でレースがスタートしたんですが、
コースが荒れている影響もあって、
途中途中のセクションで失敗している間に順位を落としてしまい、
セクション6番の(モトヒル)にたどり着いた時には順位は8位に
2019 最終戦
ここを一番で抜けた#1ロッシさん以外
前にいるライダー全員がここに つかまっていました。
続いて#11番の野崎さん、#9の佐々木くんの二人が抜け
その他 溜まっているライダーが順番にアタックするも誰も登れず、
自分がここを一回アタックした後しばらくして、スタッフからコースカットの判断が下されて、
ここのセクションにたどり着いた順番に並んで一人ずつ通り抜けさせてもらい、レースが再開されました。
そこから一時は10位くらいまで順位を落とし
#15の拓さんと#23の大西君と順位を入れ替えながらレースが進み、
後半の(壁)セクションに到着した時には ここにかなりの人数がつかまっていて
自力で抜けた#11の野崎さん#25の泰佑くん以外の
全員が助け合っている姿がヒルクライム上段の途中に見えました。
自分は2回目のアタックでヘルプOKのラインまでマシンを上げることが出来て
マシントラブルでこの日リタイヤしていた#8永原君にヘルプをもらって
ここのセクションを8番手でクリアしました。
2019 最終戦
その後は(枯骨戻り)の沢で#12の杜中豪選手を交わして順位を7位に上げ
最後のラストヒルは雨でコースカットになっていたので
そのままの順位でゴールが決まり、第6戦は7位。
第5戦、第6戦の二日間の総合順位、3位で最終戦を終える事ができました。
2019 最終戦
2019 第6戦 リザルト
2019 第6戦 リザルト
最終戦は雨の影響でかなり難易度の高い、運営泣かせのコース設定になってしまった事で
コースカットのタイミングや渋滞など、
技術以外の部分での運や掛け引きの要素も大きく結果に影響したと思っているんですが、
その中でも強豪集まる中、3位という順位で表彰台に立てたことを凄く嬉しく思っています。
2019 最終戦
各スポンサー様始め、今年も一年沢山の方々に力になって頂き本当にありがとう御座いました。
今回の結果で年間のシリーズランキングのポイントは総合4位まであがり
来シーズンはシングルゼッケン4番での参戦です。
また来年度も自分の置かれた環境の中でやれる 目一杯の勝負をしながら
レースを楽しみたいと思っていますので、来シーズンも応援よろしくお願いします。
2019 最終戦
今回のレポートの写真は お馴染み OFF1.JPの伊井さんから
改めて今年も一年 応援ありがとう御座いました
高石二輪レーシング
中野 誠也