平成30年 6月2日、6月3日
G-NET 全日本ハードエンデューロ選手権 開幕戦 CGC斑尾
場所 長野県 サンパティック斑尾
天候 晴れ コンディション ドライ 湿地帯 所々マディー
マシン CRF300R
ライダー 中野誠也
チーム名 九州男塾 葛城組 JERRY`S MOTUL IRC 高石二輪レーシング
フロントタイヤ IRC IX07S 空気圧0.7
リアタイヤ IRC VE33S GEKKOTA 空気圧 初日/0.23 二日目/0.25
エンジンオイル MOTUL 300V OFFROAD 5/40w
ギアオイル MOTUL 300V OFFORAD 5/40w
サスペンション セッティング JERRY`S
各カーボンガード類 JIMMY TEC
マシン製作/各チタンパーツ 大宮製作所
サイレンサー加工 K-BRAIN
シート制作 北山シート
ゼッケン制作 GYANG PARTS
GAS 高石加工
G-NETクラス
第一ステージ / エントリー台数38台 結果 13位
第二ステージ /エントリー台数109台 結果10位
二日間 ポイント総合11位
待ちに待った G-NET 全日本ハードエンデューロ選手権の開幕戦
2年前に同じ斑尾で G-NET戦が開催された時には
足の手術で入院してて不参戦だった という事もあって、
今回の開催をめちゃくちゃ楽しみにしていた、
自分の中でも気合の入りまくった開幕戦でした。
一日目は、
G-NET戦だけの特別コースを、制限時間内 いったきっりの1周勝負、
そして二日目は、
他のクラスの選手たちと合計109台で、3時間で何周出来るかの耐久レース、
2日間とも どちらも 上位20位までの選手にポイントが付いて、
その合計ポイントを合わせて総合順位が付くルールで開催されました。
一日目のスタートは、ゲレンデに下向きに自分の好きな位置に並んで、
チェッカーが振られた瞬間に アクセルターンをして、
ゲレンデ上に向き直してから一斉スタートする変わったスタート方式
幸先良くスタートが決まって、
#5 健二さんホールショットに次いで 気持ちいい2位スタートだったんですが、
そこからセクションで失敗する度に順位を落としてしまい、
レース中盤までは、#38 大宮さん、#17 拓さん、#6 泉谷 と絡んで、
入れ替わり立ち代わり 誰かが失敗すると順位が入れ替わる
そんなシチュエーションの中 レースが進んでいきました。
そしてレース終盤に差し掛かり、
後半になるにつれて難易度が上がるコースレイアウトの中
最後の沢セクション(緑ゴケ沢)手前の(佐々木キャンバー)には7位で到着したんですが、
ここからが1日目の地獄の始まり。
やらしいキャンバーの走りが上手くいかずに自分だけが登れない登れない
一回失敗した後にすぐに#38 大宮さんに置いていかれて、
次に失敗してる間に#17 拓さん #6 泉谷に先にいかれて 焦る自分
いつの間にかパンクしてた後輪にも気付かずに
そこからはハムスターのごとく、何回も何回もセクションにアタックし、
失敗する度に #26 ウランくんに抜かれ、#34 ビグマンさんに抜かれ、#9 大西君にも抜かれ
何回アタックしたかも解らない位で 体力も限界に近づいてきた頃、
#23 金子さん、#35 清河くん、#12 山口さんにも追いつかれて、
この頃に やっとこさ 後輪のパンクに気が付きました。
追いつかれた #10 イシイ選手に先に抜けられた後、
この時すでに順位は15位
残り時間もゆうに30分を切ってたくらいの時間だったと思うんですけど、
パンクタイヤ対策に キャンバーのラインを直線的なラインに切り替えて
何とかここをクリアしました。
その後の最終セクション(緑ゴケ沢)は、すでにパンクしてた事もあったし、
諦めかけてたセクションをクリアしたテンションの高さもあって
ラインを気にせず 岩場をイケどんどんで クリアしていき、
スタートしてすぐにエンジントラブルで普及に時間が掛かってしまって
30分以上の最後尾スタートから追い上げ、
佐々木キャンバーで さっそうと自分を抜いていったあと、
またそこからすぐに緑ゴケ沢の出口付近でバッテリーが上がってしまい
一生懸命沢の下りを使って押し掛けをしようとしてた
ド根性 IRCライダー #2 悠太くんとすれ違い
途中で捕まえた#10 イシイ選手に先を譲ってもらい
制限時間内で全てのセクションをクリア
残り時間12分で最終コンクリステアを越え、
ギリギリ 13位で ゴールにたどり着きました。
そして二日目は、
難易度を少し落としたコース設定で、制限時間3時間内に何周出来るか
一日目からの流れもあって、この日は真向からの体力勝負
二日目もスタートは無難に出ることが出来て
混戦の中、一周目の集計を10位で通過し、
まずまずの位置で レースが進んでいったんですが、
自分の中の組み立てでは、マイペースに淡々と走り続けて 体力を温存して
みんなのスタミナが落ちてくる後半に順位を上げてく作戦が、
自分でも気付かない位、思ってた以上に体力を消耗してたみたいで
逆にレース中盤にかけて段々と失敗が目立つように
特に4周目にチェックを受ける周回ではおもいっきりの失敗が続いてしまって、
下りのセクションでフロントが刺さって前転するわ
沢の狭い所でコントロール失敗して固まってるとこ #38大宮さんに助けてもらうわ
キャンバーで落ちて沼にはまってスタックした所をたまたま上に居たライダーに助けてもらうわで、
ただでさえ限られた体力のゲージがどんどん赤色になってズタボロになってしまいました。
その後は徐々にペースを戻すことが出来たんですが、
時間的にもラスト1周 無理したら2周イケるかもの瀬戸際タイム
#38大宮さんと並んで5周目のチェックを受けた後、
残り時間が40分あると勘違いした自分だけが軽快に6周目に入ったんですが、
タイム的にももちろん間に合うわけがなく、
制限時間の7分オーバーで6周目のチェッカーを受けることが出来ず
周回数5周で二日目のレースが終了
二日間の合計ポイントで総合11位が確定しました。
開幕戦二日間 総合の表彰台は、
一位が健二さん、二位が上福浦さん、三位があやと、
四位にロッシさんが付いて、五位に拓さん、六位には佐々木君が
今年は開幕から大きく荒れたG-NET戦
ピットでも みんなギラギラしてて自信と気合いが入り交ってるのが解る上位陣
誰がシーズンの最後に笑ってるのか楽しみやね!
初戦の結果は惨敗だったんですけど、まだまだ今年も開幕したばかり
周りの成長に置いて行かれないようにしっかり策練って
次戦のサバイバル広島も、自分のやれる範囲で思いっ切り
目一杯の勝負したいと思っています( ̄^ ̄)
写真は
CGC 公式カメラマンの そうしさん、G-NET 公式カメラマン 伊井さん と、ちほのアルバムから
いつも良い写真をホントにありがとう御座います